「入社後に資格取得。海上・陸上の両方で
経験を積むことができる職場です」
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海運業界を志した理由は?
祖父の家が千葉の海沿いの町にあり、帰省の度に海を行き来する船を見るのが楽しみでした。自分も船に関わる仕事がしたいと思うようになって、大学では海洋工学を専攻。大学で学んだ船の運航管理や流通についての知識を活かせる海運業界での就職を志すようになりました。
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NX海運に興味をもったきっかけは?
就職活動にあたって大学のゼミの助教授から紹介されたのが直接のきっかけでしたが、大学時代の航海実習中にNX海運の船をよくみかけていたので、なんとなく親しみを感じていました。NX海運の船は船体に大きく「NIPPON EXPRESS」と書かれていて海上でもよく目立ち、私のような船好きの学生には憧れの存在でしたね。
NX海運の社員の第1印象は?
最初に本社で総務部長の面談を受けたのですが、とてもフレンドリーに接してくれたので、リラックスして話をすることができました。部長の人柄からアットホームな社風が伝わってきて、「ここでなら落ち着いて働くことができそうだな」と直感しました。
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今振り返ってみて、入社を決めた一番の決め手は何だったと思いますか?
日本通運のグループ会社という安定した環境の中で、大好きな船に関わる仕事ができることが最大の決め手でした。また、私の出身大学は卒業後、船員資格取得に必要な遠洋航海実習を受ける必要があったため、入社が4月ではなく10月にならざるを得なかったのですが、この事情を理解してくれ、寛大な対応を約束してくれたことも、入社の決め手の1つになりました。
今はどんな仕事を担当していますか?
大きく分けて2つの業務を担当しています。メインの仕事は本社のオフィスで船の運航管理で、主に船の出入港にあたって必要な代理店の手配や船員の本人確認など事務的な職務を担当しています。もう1つは各地の港に出張して停泊中の船で行う業務です。日帰りできる場合もあれば1週間程度乗船することもありますが、月に1~2回、全国各地の港を訪れることができるだけでなく、船に乗って航海することもできるので楽しみながら取り組んでいます。ちなみに、この業務にはある資格が必要なのですが、この資格は入社後に会社のサポートのもとで取得できたもの。働きながら学べる環境を与えてもらったことに、感謝しています。
仕事の醍醐味を感じるのはどんなときですか?
船での業務が終わると、私は船を降りるのですが、汽笛を鳴らしながら港を出ていく船を見送っているとき、仕事を無事に終えた安堵感とともに、「今回も自分の責任が果たせてよかった」という喜びがこみ上げてきます。日本の海運の一端を微力ながら担うことができて、とても嬉しいです。
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職場はどんな雰囲気ですか?
とてもアットホームで落ち着いた雰囲気です。船の仕事というと、体育会系で上下関係が厳しいようなイメージがありますが、NX海運は違います。私の場合、直属の上司が10歳年長ですが、NX海運では「学びながら働く」という社風が浸透しているので、社歴や年齢差があっても、わからないことや不安に感じることは何でも相談しながら仕事を進めることができています。
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今後の課題や目標を教えて下さい。
個人的にはもっと今の仕事の精度を上げ、一緒に働く社員の皆さんがより働きやすい環境を整えることが目標です。会社全体の課題として感じているのは、人手不足の解消です。海運の仕事には精度が欠かせません。確認する目が1つでも多ければ多いほど仕事の精度が上がりますし、得られる気づきも多いはずです。
しかし、そもそも若い人の海運への認知度は高くないため、若い人材を確保するのが難しい状況にあります。実際にこの会社で働いている私たちが、海運の大切さやNX海運の魅力を発信することによって、若い人たちに興味を持ってもらうことから始めなくてはいけないと思います。
また、よくも悪くもNX海運は伝統を重んじる会社で、今の時代にはそぐわない慣習を引き継いている面もあります。例えば多くの資料が紙ベースで活用・保存されていること。今後は更なるペーパレス化を進め、よりエコでサステナブルかつ利便性の高い方法を模索していく必要があると思っています。
NX海運への就職を考えている人に一言メッセージをお願いします。
私はたまたま船関連の学部を卒業してから入社しましたが、NX海運では他学部の出身者も多数活躍しています。働きながら実務を通じて学べることも多く、入社時に海運に関する専門的な知識がないことは、ほとんどハンデにはなりません。むしろ必要なのは、「向上心」。今より良い仕事をしたい、良い業績を収めたいという志があれば、NX海運で活躍でき会社の成長の原動力となれるのではないかと思います。目標に向かってコツコツと努力を続けられる方には最適な職場です。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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