• 海運業界を志した理由は？

  幼い頃から釣りが好きで、海や船に関わる仕事がしたいと思っていました。その夢を叶えるために、高校は親元を離れて伊豆大島にある都立大島海洋国際高校へ進学。高校卒業後は国立清水海上技術短期大学に進学しました。在学中に海技士国家資格を取得できたので、これを活かせる職場として、海運業界を目指すことにしました。

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NX海運に興味をもったきっかけは？

大学にきていた求人票を見て興味を持ちました。もちろん日本通運のことは知っていましたが、NX海運のことはそれまで知らなかったので、さっそく調べて見ると、RORO船や一般貨物船など実にさまざまな種類の船舶を自社で所有していることがわかりました。以前から「船乗りになったからには、いろいろな種類の船に乗って働いてみたい」と思っていた自分には最適な職場だと思い、入社を志願しました。

NX海運の社員の第1印象は？

最初の面談は、現在勤務している汐留の本社で行われました。本社の入っている日本通運本社ビルは非常に近代的な建物。あまりに洗練された雰囲気だったので、やや緊張して面談会場に向かったことを覚えています。しかし、実際に面談をしてくださった担当者が非常に優しくフレンドリーな対応をしてくださったので、緊張せずにしっかりと自分の想いを伝えることができました。

今はどんな仕事を担当していますか？

2009年の入社から2018年末まで、船員として船での業務に従事、9年間で非常に貴重な経験をさせてもらいました。最初は甲板員としてスタートし、最終的には航海士として自分で船を操船できるまでにステップアップすることができ、本当に充実した毎日でした。乗船すると3ヶ月間はほとんどの時間を海上で過ごすことになるので、外部の人からは「大変だね」と言われることが多かったですが、私の場合はまったく苦になりませんでした。むしろ乗船中は無駄遣いをする機会もないので貯金ができ、休暇中は貯金を使って旅行に行ったり・・・と、公私のメリハリをつけて生活できる習慣が身についたので、とても良かったと思います。

できれば、ずっと船員生活を続けたかったのですが、家庭の事情もあり、2018年から陸上勤務員として事務職の業務に従事させてもらっています。今は仕事と育児を両立し、充実した生活を送れていることに満足しています。

仕事の醍醐味を感じるのはどんなときですか？

今の仕事では主に「配乗」（船員の乗船スケジュールの管理）を担当しています。
船員の皆さんが年間105日の陸上休暇を取得するよう計画を立て、効率よく乗船してもらえるようにスケジュールを組んで、それを伝達するのが私の役割です。単にスケジュールを埋めるだけでなく、各船員の得意分野や家族の事情、船員同士の相性などあらゆる情報を勘案する必要があるので、月に2～3回は各地の港に停泊中の船に出向いて船員の皆さんからヒアリングを行います。簡単な仕事ではありませんが、船員時代の経験や上司のアドバイスに助けられて、最近はやっと配乗の業務に慣れてきました。上手く配乗ができたときに、「ありがとう、助かったよ」と声をかけていただく機会も増え、ますます仕事が楽しくなってきたところです。

今後の課題や目標を教えて下さい。

今は陸上で事務職についていますが、将来はやはり船員の仕事に戻って、船員としての専門性を磨いていきたいと思っています。もちろん、現在担当している事務職での経験も、将来、船員として働く際にきっと役に立つはずなので、しっかりと取り組んで行きたいです。サステナビリティや働き方改革の必要性が叫ばれている中、今後、海運業界への注目度はますます高まっていくはず。その際にしっかりとNX海運の強みを打ち出していけるような社員になるのが、今の目標です。

NX海運への就職を考えている人に一言メッセージをお願いします。

船や海が好きな人はもちろん、「安定した職場で働きたい」、「ワークライフバランスのよい職場で働きたい」という人にも、NX海運はおすすめの会社です。入社する時点で知識や技術がなくても大丈夫。やる気とガッツさえあれば、仕事をしながら自然と身についていくはずですし、私たち社員がしっかりサポートします。尻込みせずに、まずは会社見学に来てみてください。お待ちしています！

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